相談者：動物病院の院長個人事業主で動物病院の院長をしております。犬猫などの動物用医療用機器の導入を検討しているのですが、動物病院でもものづくり補助金の対象となりますか。
回答：中小企業診断士はい、ものづくり補助金の対象となる経費のうち、機械装置・システム構築費が動物用医療機器に相当しますので、対象となります。
弊社では、次のような動物用医療機器の採択実績がございます。
- デジタルオトスコープ
- 半導体レーザ
- 超音波診断装置（エコー）
- Cアーム（外科用X線撮影装置）
- CT撮影装置、など
また、弊社で携わった事例を紹介します。
- デジタルオトスコープと半導体レーザーを組み合わせて、外耳炎の治療や耳道の洗浄を正確に行う取り組みを始めた
- 最新型の超音波診断装置を導入して、高齢の犬猫の心臓病診断を負荷をかけずに高精度に行えるようになった
- Cアームを導入し、血管の手術をリアルタイムで行い、二次診療機関に転院する必要がなくなった
- CT撮影装置を導入し、椎間板ヘルニアや腫瘍の発見を早期に行い、手術での負荷を下げることができた
いずれも、これまでにできなかったことを、設備を導入することで自院でできるようになり顧客満足度が向上した、という事業計画になります。
設備を購入する理由が、上記に相当するのであれば、ものづくり補助金の申請要件である「経営革新のための設備投資」として認められ、採択に至る可能性も高くなります。
ものづくり補助金に挑戦されるのであれば、設備を導入することでこれまでの治療や検査工程がどのように変わるのか、そして犬猫やその飼い主に対してどのようなメリットがあるのか、さらになぜ革新的な事業なのか、を考えておく必要がございます。
院長様で補助金を申請するのが不安な場合は、弊社までご相談ください。動物病院の採択実績も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
