現場へ聞きに行かなくても、設備と生産の状況が分かる。
設備がどれだけ動いているか分からない。納期を回答するたびに現場へ進捗を聞いている。製品別の実際原価が月末まで分からない。必要なデータを決め、センサ、バーコード、現在使用しているExcelなどから収集し、日々の判断に使える画面へまとめます。
こんな状態はありませんか
- 機械が止まっていた時間と理由を記録できていない
- 設備ごとの稼働状況を、担当者の感覚で判断している
- 納期確認のたびに、仕掛品を探し、現場へ聞いている
- ホワイトボードとExcelの予定が一致していない
- 作業時間と設備時間を製品別に集計できない
- 月末にならないと、赤字だった製品が分からない
- 古い設備なので、データを取得できないと思っている

全体の損益は決算でわかる。しかし個別の製品ではわからない。その結果、作れば作るほど赤字が膨らんでいた、ということが起こり得ます。数字が見えないことが、経営判断の遅れにつながっています。
当社の支援
バラバラの機械を「つなぐ」仕組みを、手の届く規模で
中小の製造現場は、メーカーも年式も様々な機械が混在しています。機械ごとにデジタル化が進んでいても、それぞれのデータは機械の中で止まっていて、工場全体の工程をまとめて把握する仕組みはありません。
この「つなぐ仕組み」を大手のシステム会社に依頼すると、費用は膨大になり、中小の町工場ではとても手が出ません。かといって、パッケージの生産管理システムは高いうえに、現場の業務に合わないことが少なくありません。
当社は、カスタマイズしたアプリと後付けのセンサで、メーカーの違う機械も古い機械もつなぎ、工場全体をひとつのダッシュボードで見える状態を目指します。大がかりなシステム投資ではなく、御社の規模と業務に合わせた「ちょうどいい仕組み」を整えます。
解決のアプローチ
まず、目的からお聞きします。「製品別の原価を正確にしたい」「納期遅れをなくしたい」「設備投資の判断材料が欲しい」。見える化は手段であって、目的ではありません。何のために見えるようにするのかを、最初に確認します。
目的から逆算して、何を測定するかを設計します。受注から出荷までの業務フローを整理し、目的の達成に必要なデータはどれかを特定します。やみくもにデータを集めても、経営判断には使えません。
測定対象に合わせて、適切なセンサを選びます。電力センサで設備の稼働・停止を検知する。バーコードで作業の開始・完了を記録する。重量センサで材料の残量を測る。古い機械の多くにも後付けできる方式で、機械自体の改造は不要です。設置環境によって最適な方法が変わるため、現場を拝見したうえでご提案します。
何をモニタリングするかを決めて、ダッシュボードにまとめます。集めたデータを、日々見るべき指標(設備稼働率、製品別原価の予実差異など)に整理し、経営判断にそのまま使える画面にします。
現場の負担を増やさない設計を基本にします。稼働時間はセンサで自動計測し、作業実績はバーコードを読むだけで記録できる形にします。「記録してください」と現場にお願いする方式ではありません。
小さく試してから、本格導入を判断できます。いきなり全社に入れるのではなく、まず1つの工程・1業務で構築し、効果を確かめます。「ここはデジタル化で効果がある」「ここは手作業のままがいい」という線引きを、実際に試して見極められます。
仕組みの作り方:市販のセンサ+自社開発のソフトウェア
センサは、市販されている汎用品(電力センサ、バーコードリーダー、重量センサなど)を使います。専用の高価な機器は使いません。市販のセンサを御社の現場に合わせてプログラムして設置し、データを集めます。
集めたデータを整理して表示するダッシュボードは、当社が自社開発したソフトウェアをベースに、御社の業務に合わせてカスタマイズします。
- 設備稼働の見える化 ― 稼働・停止の自動検知、稼働率の集計
- 作業時間の見える化 ― バーコードによる作業開始・完了の記録
- 在庫の見える化 ― 重量センサによる材料残量の自動計測
- 原価の予実管理・管理会計ダッシュボード ― 予定原価と実績原価の差異を可視化
市販品の活用と自社開発ソフトの組み合わせだから、大がかりな設備投資は不要です。御社の課題に合わせた試作・検証も承っております。
作れる仕組み
設備稼働・停止理由
工作機械の稼働、停止、アラームなどを記録し、設備別・日別に確認できるようにします。必要に応じて、停止理由を現場で選択できるようにします。
生産進捗
案件、製品、工程ごとの開始、完了、遅れを、事務所と現場から確認できるようにします。
作業時間・段取時間
バーコード、ボタン、既存データなど、現場の負担が少ない方法で作業開始・完了を記録します。
製品別実績原価
材料費、作業時間、設備時間などをまとめ、製品別の実際原価と見積との差を確認できるようにします。
古い設備でも確認します
新しい通信機能がない設備でも、信号、電流、積層灯などから稼働状態を取得できる場合があります。現物と制御盤を確認し、取得方法と費用を提示します。
現場の入力を増やさない設計
データを増やすために、現場の記録作業が増えては続きません。自動で取れる情報、現在の記録を使える情報、どうしても入力が必要な情報を分け、できるだけ少ない操作で使える構成にします。
小さく始めます
まず設備1台、工程1つ、画面1つなどに範囲を限定します。実際の現場でデータが正しく取れるか、判断に使えるかを確認してから広げます。
進め方
見える化の見立て
現在のお困りごとをお聞きし、「何のために・何を測るか」の見立てをお伝えします。診断だけで終わって構いません。
スターター(対象業務1つ・試用1か月)
本格導入を判断するための試用期間です。業務分析と計測設計を行ったうえで、センサ1種類とダッシュボード1画面を用意し、実際の現場で1か月使っていただきます。
試用期間中のセンサ・端末とダッシュボードは、当社がご用意します。評価していただくためのものなので、この段階で設備を購入いただく必要はありません。狙ったデータが本当に取れるか、現場の運用に乗るか、判断に使える画面になっているかを、実際の生産の中で確認できます。
評価の結果を見て、本格導入に進むか、やめるかを判断していただけます。本格導入へ進まない場合、機器はお引き取りします。そのまま使い続けたい場合は、買い取っていただくことも可能です。ここで終わっていただいて構いません。
本格導入・拡張
試用で効果が確認できたら、本格導入としてハードウェアを導入し、センサの種類・台数と画面数を増やして、段階的に広げます。料金は構成に応じた積算見積です。当社が作るのは、設備の稼働確認、進捗、原価などを見るための小さなアプリです。基幹システムのような大規模開発は行いません。御社の規模に合わせて、必要な分だけ作ります。
導入後の運用・改善
導入した後も、「数字をどう読めばいいか」「もっと良くできないか」と迷う場面は必ず出てきます。月1回の訪問定例(遠方の場合はオンライン)で、ダッシュボードと管理会計の読み方を一緒に確認し、経営のご相談に応じます。納品した仕組みの保守も、この月額契約の一環としてお引き受けします。故障や不具合のご相談も、導入後の相談先が一つで済みます。日々の運用・改善は、御社の従業員が自走できるよう定着教育します。
料金はサービスと料金にまとめています。
お申し込み
見える化にご興味のある方は、ページ下部のお問い合わせフォームからご相談ください。ご相談内容で「IoTセンサ・ダッシュボード導入支援の相談」をお選びいただき、気になっていること(設備の稼働、原価など)を一言添えていただけるとスムーズです。
「古い機械ばかりだが対応できるのか」といったご質問だけでも構いません。


